6月中旬の重要告知
見えない危険
ウェブスター英語教室
前書き
5月下旬に行われた英検の結果は発表がまだですが、現状における問題点の整理と、今後の方針をお知らせいたします。
ウェブスターの保護者様は、お子様のためにいろいろと努力されていらっしゃいます。
しかしながら、ウェブスターでのお子様のご様子、学校のご様子を直接ご覧になれないので、
現状必要なサポートを正確に把握されていない危惧がございます。
特に今回は、単語の習得と、中1クラスの現状について列記し、私共の今後の対応と、家庭におけるご配慮をお願いする次第です。
共通の課題
子供が独り立ちするのは、大学に入った時、就職した時、就職したのち経済的その他で自立した時期、などのタイミングと思いますが、少なくとも30歳ぐらいになるまで、親のサポートは必要と思われます。
ただし、サポートをする親と子の距離は、年齢によって異なります。
小学校低学年のうちは毎日のように様々なサポートが必要ですが、大学生になれば月に一度、就職後は半年以上、あるいは数年に一度の頻度となり距離はだんだん離れていきます。
子供に対する、サポートの適度な距離感が重要と感じています
現状認識と対策
土 5:25PM 小学ⅠA、
火 5:25PM 小学ⅠS国私立 その1
上記クラスと小学ⅡA、小学ⅡS国私立、中1クラスの一部を含む
このクラスで問題になるのは、単語は書けるが、その覚え方が丸暗記による習得であるということです。このやり方だと、単語を覚える数が増えた場合、暗記のキャパを超えて覚えられなくなってしまいます。 特に低学年のお子さんは、親の期待に応えようと、小テストでいい点をとるということに注力するあまり、文字と音の関係を無視してひたすら丸暗記に走ります。 これを見逃さないようにするためには、小テストの間、講師がその生徒の単語の書き方を観察し、丸暗記していると判断した場合は、そのやり方を改めさせることに尽きると思います。この事象に該当している生徒さんには、こちらから個別に声をかけて、別時間帯で指導して行く予定です
土 5:25PM 小学ⅠA、
火 5:25PM 小学ⅠS国私立 その2
英語を始めて3ヶ月が経ちました。そろそろ横にくっついて、保護者が授業に参加するのは、終わりにしていきたいと思います。学令が上がれば、学校等でも、いつまでも横に座って子供を見守れるわけではありません。困りごとがあっても、子供自身の力で解決していけるよう、徐々に距離を取ってください。
水 6:50PM 中1S国私立
木 6:50PM 中1A
求められる応用力
公立の小学校を卒業し、中学一年からウェブスターに入られた生徒さんを特に注視しています。
3月までの準備講座等で単語の学習をしました。
そのこともあり、単語は書けるのですが、英文の語順や、文法知識の習得に苦労される例が散見されます。
ならば、英語の文法学習を集中して行えばいいのではないか、ということになりますが、中学校入学後、初めての定期試験が迫る方もいらっしゃいます。 この場合、数学、国語、社会、理科をはじめとした、他教科の準備も必要となりますので、英語だけに注力を注ぐわけにはいきません。
個人的に、中学受験には功罪相半ばする、という考えではありますが、こと中学校に入ってから、特に理科社会については、中学受験の準備の間の貯金が使える、という点で、中学受験経験者は有利かもしれません。
その意味で最小限の労力により、英語の文法学習を進めるため、火曜日と土曜日の午後7時より文法学習が必要な生徒に補習を行ないたいと思っております